暗号資産とは?
暗号資産とは、円やドルなどの法定通貨と異なり、特定の国家による価値の保証がない財産的価値のことを言います。
元々暗号資産は仮想通貨と呼ばれていましたが、2019年に法改正されたことによって「暗号資産」と言われるようになりました。
暗号資産の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 電子データとして存在している
- インターネット上で国境を越えて流通している
- 中央銀行のような公的な発行主体がない
このような特徴をもつ暗号資産は、取引所や販売所を通じて、円・ドル・ユーロ・ポンドなどの法定通貨と交換することが可能です。
そんな暗号資産は現在、以下のように3つに分類されます。
- デジタル通貨:法定通貨の代替決済手段として決済を目的としたもの
- ユーティリティトークン:プラットフォームの使用権として利用されるもの
- セキュリティトークン:さまざまな資産をブロックチェーンを活用してデジタル化したもの
暗号資産の中でも、ビットコインは主に通貨として扱われています。
ビットコインの次にメジャーなイーサリアムは、スマートコントラクトを動かすために「ユーティリティー・トークン」として利用されます。